静岡新聞に 時の栖さんとの共同開発した 頼朝公旗揚げ餃子と旗揚げビールが掲載されました
先日の静岡新聞に、時の栖さんと共同開発した
頼朝公旗揚げ餃子と旗揚げビールのことを取材頂きました。
今回、静岡県とJTBさんが共同で開催された講座に参加したのがコラボのきっかけです。
静岡県って、歴史的にも文化的にもとても縁が深いものが多いんですよね。
東部に限っても、
北条氏や源頼朝、戦国時代は東海一の弓取り今川義元、後北条家、後の天下人徳川家康…
武田家も縁が深い場所があります。
幕末は幕府の直轄地として、海防と弾道計算のスペシャリストの江川家…
(勝海舟と親交が深く、佐久間象山や桂小五郎が江川太郎左衛門の弟子でした。
坂本龍馬は佐久間象山の弟子なので、孫弟子に当たると思うと感慨深いですね)
明治の文豪から、近代の魅了的な小説家まで、
夏目漱石、森鴎外、太宰治、梶井基次郎、谷崎潤一郎…
現代の小説家も縁が深い方が多く、吉本ばななさんも幼少期を過ごされ、今も多くの時間を伊豆で過ごされているそうです。
そんな静岡県東部の歴史的・文化的リソースを活用して、商品やサービスの開発をしよう、という講座でした。
そこで意気投合したのが、時之栖さんと日本大学の学生さん。
今回無事にお披露目できて嬉しいです!
猪ギョーザを旗揚げ
飲食業のにしはらグループ(三島市)と加工品製造販売やホテル、レストラン経営などを手がける時之栖(御殿場市)が、源頼朝の旗揚げに由来した「頼朝公旗揚げ餃子(ギョーザ)」を共同開発した。県東部の歴史文化資源を生かした商品で、7日に発売した。
東部の2社タッグ
にしはらグループと時が共同開発した「旗揚げ餃子」や「頼朝公旗揚げビール」=御殿場市
頼朝公に由来、歴史資源生かす
三島市で7~9月に開かれた商品プラン開発セミナー(県など主催)で、2社と日本大学国際関係学部の学生が考案した。
伊豆に流された頼朝が三嶋大社で源氏再興を目指し旗揚げした故事や、頼朝が富士山麓で行った「富士の巻狩り」の大猪(いのしし)退治のエピソードにちなみ、伊豆市産のイノシシ肉を使用したギョーザを新規開発した。
イノシシ肉は風味や旨みが豚肉に比べて深い特徴があるという。主張が強いため、飛騨高山のサンショウでうまみや香りをまとめたという。
時之栖が持つ「伊豆の国ビール」と特に相性がよく、「頼朝公旗揚げビール」としてラベリングし限定仕様も用意した。
にしはらグループの西原洋平社長は「旗揚げで縁起が良く、新年にぴったり」と笑顔を見せ、「県外の人に県東部の魅力を伝えると同時に、地元への恩返しとして活性化に貢献できれば」と期待する。
時之栖側の担当者の加藤弘一朗さんは「今後も地域との
関わりを重視した企画を展開したい」と話した。
時之栖手づくり工房で販売を開始し、「頼朝公旗揚げ餃子」は18個入り税込み1,000円、「頼朝公旗揚げビール」は330の瓶で1本税込み440円。
にしはらグループでは、沼津市と富士宮市の無人販売店でギヨーザを、一番亭やかつ銀、ぼて福各店でビールを近く提供開始する予定という。